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Report
マイクロ波と硬X線での
プリフレア相の様子
浅井 歩A、
中島 弘A、下条 圭美A、H.S. HudsonB、
S. WhiteC
A: 国立天文台野辺山、B: カリフォルニア大、C: メリーランド大
日本物理学会2005年第60回年次大会@東京理科大
2005年3月25日 25pXA-14
国立天文台 野辺山太陽電波観測所
x
野辺山電波ヘリオグラフ
• 時間分解能: 1秒
• 空間分解能: 10秒
• フレア
• プロミネンス
• 黒点
• 2周波数で観測
(17/34 GHz)
• 円偏波を観測
http://solar.nro.nao.ac.jp/
プリフレア相でのエネルギー解放
• インパルシブ相
マイクロ波や硬X線での強い放射
速いリコネクション、激しいエネルギー解放
• プリフレア相
軟X線の緩やかな増光、プラズモイド噴出
フレアのトリガー機構
• プリフレア相での物理
課程からフレア発生の
機構を探る
プラズモイド噴出とフレア
• 軟X線観測(ようこうSXT)でフ
レアに伴う噴出現象が観測
Ohyama & Shibata (1997)
• プラズモイドはインパルシブ
相で強く加速を受ける
• 上昇はプリフレア相から開始
height
HXR
time
プラズモイド噴出とフレア
Ohyama & Shibata (1997)
• プラズモイドの噴出に伴い、フレアの直前に加熱現
象が見られた(~10MK)
軟X線強度
温度map
• 硬X線とマイクロ波で観測されたプリフレア相での非
熱的放射について解析
2002年7月23日のフレア
フレア
2002年7月23日 00:20 UT に発生
NOAA 10039 (南東のリム付近)
GOES X4.8 class
ライトカーブ
軟X線(GOES)、硬X線(RHESSI)、
マイクロ波(野辺山電波へリオグラフ)
4つのフェーズにさらに分け、
それぞれについて特徴を
調べてみる
NOAA 10039
(phase-3) 小バーストとEjection
• 00:24UTにかすかなejection
• CMEも発生
• これを前後にマイクロ波や硬X線の
放射源の空間分布が変化
スリット
(phase-4) インパルシブ相
• いわゆる「インパルシブ相」の様相
– 硬X線
高いエネルギー帯:足元(非熱的)、低
いエネルギー帯:ループ上空(非熱
的/熱的)
– 電波
ループ状構造(特にループトップ):ト
ラップされた非熱的電子
増田型のループ
トップ硬X線放射
源か!!?
Masuda et al. (1994)
(phase-2) フレアの直前 I
軟X線で急激な温度上昇
(GOES温度解析):10MK
を超える
硬X線の低エネルギー帯も
増光(熱的な放射?)
(phase-2) フレアの直前 II
• 続いて非熱的な放射
• マイクロ波から導出された電子の
エネルギースペクトルが非常に軟
らかい
• 増田型放射源?電流シート内部??
aインデックス
まとめ
• 2002年7月23日のフレアについて、そのプリフレア相
でのマイクロ波・硬X線放射を調べた
• プリフレア相で非熱的放射が見られた
– 非熱的放射源はループ上空と足元に現れた
– 増田型の放射源? ひょっとして電流シート??
• 00:24UTにejectionが見られた
• この後インパルシブ相と呼ばれるような様相を示す
– 増田型(?)の硬X線放射源が見られる
フレアのトリガーとなる機構は粒子加速するのに十
分なエネルギー解放を持つ
• おしまい
Tether-Cuttingモデル
Moore et al. (2001) ApJ
強くシアした磁力線
足元付近で磁気リコネ
クションすることにより、
磁力線の支え(tether)
を切る(cutting)
不安定になり、上部
(filament)が上昇、
CMEに
プリフレア相での温度変化
Shimojo (1999) Date:20-Sep-1997 09:30UT
Blue con. : 4MK
Green con. : 5MK
Red con. : 6MK
SXT Image
09:09:09UT
Temp. Map
09:20:37UT
09:27:01UT
09:30:31UT
09:32:35UT
mh
lm
(phase-1) フレアのずっと前
• TRACEでは明確ではないがマ
イクロ波では大きな構造(高温:
~5MK)
• シグモイドのようなもの?
• マイクロ波は光学的に薄い熱的
放射を見ている(aインデックス、
フラックスから)
aインデックス
フレアのトリガー
となるような兆候
は見られない

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